三ッ池公園とは、「上の池」、「中の池」、「下の池」という、元は灌漑用水池として長い歴史を持つ三つの池を中心とした公園である。その三つ池の周りを小高い雑木林が取り巻き、都会にいることを忘れさせてくれる、水と緑の安らぎの場である。また、野球場やプール、テニスコートなどがあり、県民のレクリエーションゾーンとしても広く知られている。
北門駐車場から左手にサッカーグラウンド、野球場を見ながら歩いていくと一番北側に位置する「下の池」にぶつかる。そこで道は池の周りを歩くコースと右手坂を登っての雑木林を歩くコースとに分岐する。
雑木林コースは起伏に富んでおり、手軽なハイキングが楽しめる。周りに気を配りながら、ベリーをよくノーリードで歩かせるコースでもある。木々がうっそうと生い茂り、自然の匂いが充満しているなかなかの場所。所々に展望台ならびにベンチが設置されており、一休みも出来るコースレイアウトも嬉しい。
池の周りを歩くコースも、水辺ならではの雰囲気を醸し出している。四季折々に咲き乱れる花々や、水面に浮かぶカモなどが目を楽しませてくれる。この池の周りでのポイントをご紹介しよう。「中の池」西端を取り囲むようなロータリー広場である。西側に位置する銀杏並木の辺りでは自由運動をさせることが出来る空間。特にここは晩秋がお勧めである。一面金色の落ち葉で覆われている様は、見事というほかない。
両コースとも散策するのに最適なので、一ヶ所に留まるよりは犬と一緒に広い園内を歩く方が楽しめる。所々ですれ違う犬とのご挨拶の機会も多い。
1999-02-26
神奈川県横浜市鶴見区三つ池公園
クルマ:末広橋から新横浜へと通ずる環状2号線、梶山歩道橋そばの変形六差路の信号を新横浜方面からは右折、末広橋方面からは左折する。道なりに300mほどいって右手に北門駐車場、さらに直進して600mほどに正門駐車場(ともに有料)がある。
